00009

昨日へ澄む(青い)器
まだ見えないものへ

夢にはぐれれば夜
青白い器はいつも少し先を走っていく
追い越したら膝をかまれるかまいたち
青白い器は澄ませて欲しいと誘うよう
その向こうに器をつくるもの
ワタシという境界は消えてゆく
消えながらつい追い越して
怪我をしなかったかいと
聞くものの声も幽かに
澄んで見えなくなった

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