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実感できるものをひっくるめて半歩向こうで閉じた。室の真ん中(抽象的にしろ「ここ」では「真ん中」と臆面も無く言える)に繭を作っている風景。繭の外には物理的に今感じるもの。糸には記憶にしろ想像にしろ一回り変還して来たもの。内には「夢」のような誘う、想い。

僕の実験室だと思う。欲しいザイリョウはパンと揃う色付きの。とどのつまり何を実験しているのかと言えば、実験室さえも澄ますことだから、僕は両方にいるだろう。ソコで実験していて「僕」も澄まそうとするものと、向こうで見ているモノと(そうしないと意味も何も消えてしまう)。白い壁の実験室はある変還によって現れる。その場を知り澄明に実験ははじまります。

       ここでは目的地に着くことくらい割合簡単にできるんだ
       ポカンと電車に乗っかったりしてさ

(二つの実験室)
先ずワタシを放り込み室内を感じて疑わず、その中に時などをくるくるとまるめて放り込めば、ぜんまいが戻るようにガシャッと部屋中にひろがる「ワタシノモノ」に変還してワタシも時も何でも放り込み我を無くしたりカチの無いものにまで成る。

       コトバにならないもの
       エにならないもの
       オンガクにならないもの

実験しているものを見ているものの身悶えや震え
             Working DNA. This is my DNA.

       線と線分
       空と空間
       線や空が先ずあった

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